日刊食品通信 記事詳細

バック
ナンバーへ
日刊食品通信
2015年11月25日

定番品好調で売上高営業利益率大幅に改善


大手上場菓子メーカー5社第2四半期決算

 大手上場菓子メーカー5社の15年第2四半期菓子部門売上高は、各社とも主力商品が好調に推移したことから、概ね伸長、非上場のロッテ商事も4〜9月累計で102.3%となったことから、上位メーカーは全て前年を上回る結果となった。さらに、売上高営業利益率もカルビーが0.2ポイント下回るが前期に続き10%を維持するなど高水準を維持、明治ホールディングス1.85P、江崎グリコ1.68P、森永製菓4.65Pとそれぞれ大幅に改善した。7月のチョコ値上げ、9月秋季新商品発売での定番品の規格変更などにより一部商品で売り上げが減少したものの、定番品を始めとするロングセラー商品好調などが大きく寄与したようだ。

 トップのカルビーは、成型ポテトチップ発売が延期になるなどマイナス要因はあったものの、主力のポテト系スナックが108.3%と好調。小麦粉系102.8%、コーン系103.6%とそれぞれ伸長。新規スナックは「ベジップス」の低調が響き95.4%と唯一苦戦した。

 明治は、明治は主力のチョコレートが7月のソリッド、ナッツチョコの改定で影響を受けるものの、ソリッドのボックスタイプや「チョコレート効果」が好調。グミキャンディも「果汁」を中心に伸長し2ケタ増となったようだ。

▼以下略

サービスのお申し込みにつきましては、お電話またはフォームよりお願い致します

  • お申し込みにつきましては、弊社が受信確認後、お客様にご確認事項を通知してから、書籍とご請求書を郵送致します。
  • 電子版、紙版どちらも下記よりお申し込みになれます。
ホームページからのお申し込みフォーム

電話からの
お申し込みはこちら

バックナンバーへ

媒体紹介へ