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日刊食品通信
2018年12月19日

豪州産19年上期原料チーズ、5%弱の軟化


チェダー・ゴーダともにt当たり4,200ドル

  豪州産輸入原料チーズの2019年上期(1-6月)価格は、チェダー・ゴーダともにt当たり約4,200ドルでほぼ決着。18年下期(7-12月)比で5%弱軟化した。

 ニュージーランド(NZ)乳業大手フォンテラが毎月2回開催する乳製品電子入札であるグローバルデーリートレード(GDT)では、チェダーチーズが半年間で2割下落。このためNZは5%弱の値下げを提示した。一方、豪州については、生乳生産は2年連続の厳しいシーズンからの再建途上であること、国内乳製品市況は全般に堅調であること、などの要因が交渉の議題となったものの、対日チーズ輸出は引き続き同国酪農業界にとって重要な地位を占めることから、NZ産チーズ同様の下げ幅で妥結した。

 なお、1〜10月の主な国別輸入量(表)は、トップの豪州が7万545tで4.3%増、次いでニュージーランドが5万2,817tで3.7%増、以下、米国2万7,705tで9.0%増、オランダ2万3,019tで1.8%増、ドイツ1万4,063tで6.7%増、デンマーク1万3,841tで17.9%増。

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