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日刊食品通信
2018年12月14日

11月の東・名酒類商況


 

11月の首都圏酒類卸、全体で微減もRTDが続伸

 11月の首都圏酒類卸商況は、一部微増も実需ベースでは微減と推定される。

 ビール類では、ビール、発泡酒で減少傾向が続くも、新ジャンルは数%増〜2ケタ前後のプラス。清酒は2ケタ前後のマイナスとなっておりデイリー商材や特定名称酒など全体的に低調。焼酎は、甲類が2ケタ〜数%の減少。乙類は、5%前後のマイナスとなった。

 ワインは、ボージョレ・ヌーボーの数量減により微減〜前年並みが目立った。ウイスキーは、伸びが鈍化しているものの、数%増とプラスを堅持。ハイボールを中心とした消費構造が続いている。RTDは10%前後の伸びとなり、前月同様に各社基幹商品が順調だったことに加え、新ブランドが寄与した。

 

11月の中京酒類、ウイスキー好調が続く

 (名古屋)中京の11月のビール類は前年を割った。全国水準と比べても低調。ビール、発泡酒、新ジャンルとも前年割れ。ただ業務用(樽)は堅調。好天にも恵まれた。

 清酒は前年割れ。2ケタ減も散見。暖冬の影響もあり、市中在庫の消化も遅れている。ただ昨年の実績が良かったもの一因。ウイスキーは好調、増勢基調が続く。依然とハイボール商材がけん引。国産、輸入とも堅調。ワインは前年並みペース。

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