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2018年12月5日

「うま味効果をきちんと伝える」岩本会長


うま調協活動報告、郷土料理C参加者の幅拡大

  日本うま味調味料協会は3日、メディア報告会を開き、2018年の主な活動報告を説明した。報告会には岩本 保会長、須藤 宏専務理事、髙取幸子広報部会長、荻原葉子技術部会長が出席。岩本会長は「うま味そのものは世界的に普及している一方でMSGはバツだというように、うま味とMSGは全く違うように受け取られている。うま味というものはグルタミン酸だということを訴えていきたい。一方で『化学調味料無添加』を販促に使っている会社があるがなかなか理解が進まない。もどかしさがあるが、少しづつうま味調味料の有用性を図っていきたいと思う。また、減塩だけでなくうま味による食べすぎを抑える効果がアメリカでも発表されたが、うま味効果をきちっと伝えていきたい」とあいさつした。

 技術部会は、5〜12月にうま味調味料活用“減塩”コンテストを開催。おいしく減塩する取り組みを通じ、地域の食文化継承・健康的食生活の両面で郷土料理の伝承に寄与するもので、3年目の今年は地域で活動する管理栄養士や調理師など専門家のエントリーもあり参加者の幅が増大。優勝は「だんご汁」(西南女学院大学健康福祉学部栄養学科近江ゼミ)、準優勝は「べったら漬け」(TMY栄養と調理教室)がそれぞれ選ばれた。表彰式は8日味の素グループうま味体験館で開催予定。また、スマートフォンアプリFiNCを通じた若年層へのうま味調味料啓発を5月〜2019年3月まで実施。FiNCアプリ内の協会公式アカウントフォローを増やし若年女性への情報提供機会を広げるため、おいしく減塩に役立つ記事などの配信と協会加盟社のうま味調味料プレゼント企画を8月に実施。フォロー数は施策前の約5倍増となった。

▼以下略

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