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日刊食品通信
2018年12月4日

11月のビール類販売、前年水準を確保


新ジャンルの底上げ効果続く

  本紙が推定した11月のビール類販売実績は、国産メーカー大手4社計で前年同月比100.0%となった。引き続き新ジャンルが全体を底上げして前年水準を確保した。前月は2ヵ月ぶりのプラス、101.9%だった。

 ビールは98.4%。サッポロ「黒ラベル」、サントリー「ザ・プレミアム・モルツ」「同〈香るエール〉」や、アサヒ「スーパードライ」のエクステンション商品数銘柄がプラスとなったが、トータルでは9ヵ月連続のマイナス。発泡酒は91.6%。キリン「淡麗〈プラチナダブル〉」、アサヒ「スタイルフリー」はプラスとなったが、トータルでは18ヵ月連続のマイナス。新ジャンルは105.5%。「本麒麟」「金麦〈糖質75%オフ〉」などの増勢にキリンの流通PBが加わり、6ヵ月連続のプラス。カテゴリー構成比は、ビールが49.9%(前年同月50.7%)、新ジャンルが37.7%(35.7%)、発泡酒は12.4%(13.5%)となっている。

 1〜11月累計は98.0%。10月時点から0.1ポイントの改善。ビールは0.4ポイント改善の95.0%、新ジャンルは0.1ポイント改善の104.5%、発泡酒は同水準の92.1%だった。ビールでは「黒ラベル」「ザ・プレミアム・モルツ〈香るエール〉」とアサヒ「スーパードライ」のエクステンション商品数銘柄が、新ジャンルでは「金麦〈糖質75%オフ〉」「本麒麟」などが、発泡酒では「プラチナダブル」が、それぞれ増勢の模様。構成比は、ビールが48.3%(前年同期49.9%)、新ジャンルが38.7%(36.3%)、発泡酒は12.9%(13.8%)となっている。

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