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日刊食品通信
2018年11月20日

BN解禁後4日間、63〜90%の消化


  18年産ボージョレ・ヌーボー(BN)が解禁となって5日が経過した。今年の対日輸出量は前年比8%減(ボジョレワイン委員会調)とされており、世間的にもBNに関して希薄化、各方面から「盛り上げに欠ける商戦」との声が聞こえる中、量販店、専門店各社は解禁後の週末(木・金・土・日曜日)で、消化を急いだ。

 量販店では、最大手のイオンが70%の消化率。このほかライフ90%、マルエツ78%、マルマンストア75%、ユニー63%。一部スーパーではBNブームだった当時のバブル期を回想させる店頭POPを用意するなど、「当時飲用していたであろう50〜60代女性の購入が目立った」一方で「若年層のBNへの関心がほとんどない」ようだ。飲み手の代替わりの必要性にも差し迫っている。専門店では、ヴィノスやまざきが90%、「事前予約分でほとんどを消化」。リカーマウンテン76%。酒のやまやが解禁初日で29%の消化率。やまやでは、郊外型店舗にPET商品、都心型店舗に高単価商品を配荷。各店の実需に合わせた入荷で「従来の売り場通路の大陳からゴンドラエンドでの陳列」に変わっている。

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