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日刊食品通信
2018年11月14日

三井食品の上期決算、増収増益


夏季の好天で飲料カテゴリー貢献

    三井食品は13日、上期決算を発表。売上高4,169億円(前期比100.5%)、営業利益14億円(同191.2%)、経常利益は16億円(同155.9%)と増収増益となった。売上高は、夏季の好天で飲料カテゴリーがけん引したことと、CVS業態での加工食品の販売好調が全体を押し上げた。経常利益は、度重なる自然災害が少なからず影響しているが、コスト見直しを進め、個別採算を改善したことで増益となった。

  カテゴリー別では、加工食品1,374億円(前期比102.8%)、酒類1,121億円(同96.2%)、飲料787億円(103.6%)、惣菜・日配・生鮮・冷凍572億円(100.6%)、ペ ットフード167億円(92.3%)、菓子27億円(90.9%)、その他121億円(110.0%)。

 通期予想は、自然災害の影響もあり目標の経常利益率0.5%達成への計画値に及んでいないなか、カスタマー戦略強化と業務効率強化により足場固めを進めているが、厳しい取引要件や物流コスト上昇、人員不足が解消しないなどの環境もあり、通期は厳しい状況が想定される。厳しい事態に耐えられる強固な業績基盤を築くためにも、「基本の徹底」「新しいことへの挑戦」を強力に推進し続け、収益力の向上をめざす。

  中期計画「ACT2020」2年目の今期は、1年前倒しで経常利益率0.5%達成を目標にしている。「有力顧客との取引深耕」「主力業態の積み上げ」「新分野への挑戦」を推進しているほか、物流システム・機能カテゴリーの強化を図っている。

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