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日刊食品通信
2018年11月2日

10月の新ジャンル、2ケタ増


ビールと発泡酒は連続減

  本紙が推定した10月のビール類販売実績は、国産メーカー大手4社計で前年同月比101.9%、2ヵ月ぶりのプラスとなった。キリンの新ジャンルが続伸し、ビールと発泡酒のマイナスを補って全体を底上げした。

 ビールはサッポロの「黒ラベル」「ヱビス」「ラガー」、アサヒの「スーパードライ〈瞬冷辛口〉」、サントリーの「ザ・プレミアム・モルツ〈香るエール〉」などがプラスとみられるが、トータルでは96.8%と8ヵ月連続のマイナス。発泡酒はキリンの「淡麗〈グリーンラベル〉」「同〈プラチナダブル〉」がプラスながら、トータルでは96.0%、17ヵ月連続のマイナス。新ジャンルはキリンの「本麒麟」「のどごしストロング」の続伸に大手流通のPBが加わり、サントリーの「金麦」「同〈糖質75%オフ〉」のプラスもあってトータルで110.8%、5ヵ月連続のプラスとなった。新ジャンルの2ケタ増は6月以来4か月ぶり。カテゴリー構成比はビールが46.6%(前年同月49%)、新ジャンルが40.0%(36.7%)と2ヵ月連続の40%超え。発泡酒は13.4%(14.2%)だった。

 1〜10月累計はトータルで97.9%、9月時点から0.5ポイントの改善。ビールが94.6%、新ジャンルが104.4%、発泡酒は92.1%で、それぞれ0.2ポイント、0.6ポイント、0.4ポイント改善した。構成比はビールが48.2%(前年同期49.8%)、新ジャンルが38.8%(36.4%)、発泡酒は13%(13.8%)だった。

▼以下略

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