日刊食品通信 記事詳細

バック
ナンバーへ
日刊食品通信
2018年10月18日

酔鯨酒造、「土佐蔵」落成見学会開く


吟醸酒に特化、1万石も視野に

  (高知)酔鯨酒造(清酒「酔鯨」醸造元、旭食品グループ)の新蔵「土佐蔵」(写真・所在地=高知県土佐市甲原2001-1)が完成、9月から稼働を開始しているが(既報)、17日落成・見学会が行われた。

 記者発表会で大倉広邦社長は、「高品質の吟醸酒・大吟醸酒に特化することを念頭に、最新の醸造設備を導入、低温環境も整備した。コンパクトで機能的な設計で精米から醸造・瓶詰までの一貫生産を実現した。総事業費は約10億円。初年度は660石の製造を見込むが、近く2,000石体制としたい(※本社蔵の「長浜蔵」は年間3,800石を製造)。約5,000坪の敷地面積があり、さらに増産設備も整え、将来的には5,000〜1万石も視野に入れている。現在の年商は約8億6,000万円で、清酒販売の1割が高知県内、残りが大都市圏が多く、うち半分が首都圏向けだ。輸出にも注力しており、酔鯨を通じて日本酒の楽しさやおいしさを世界にアピールしたい。また、蔵見学やギャラリーでの試飲体験のほか、屋外に日本酒ガーデンも備えており、観光などにも対応していく」などと語った。

サービスのお申し込みにつきましては、お電話またはフォームよりお願い致します

  • お申し込みにつきましては、弊社が受信確認後、お客様にご確認事項を通知してから、書籍とご請求書を郵送致します。
  • 電子版、紙版どちらも下記よりお申し込みになれます。
ホームページからのお申し込みフォーム

電話からの
お申し込みはこちら

バックナンバーへ

媒体紹介へ