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日刊食品通信
2018年10月17日

9月の東・名酒類商況


首都圏、天候不順響き全カテゴリーで低調

 9月の首都圏酒類卸商況は、営業日が2日少ないことや台風などの天候要因が影響、実需ベースで一部前年並みも、前年比90%台前半が目立った。

 ウエートの大きいビールは、一部でプラスも90%割れも見られた。発泡酒も1割超〜数%減とマイナス基調。新ジャンルはキリンビールの「本麒麟」の寄与もあり一部で数%増も、全体的には鈍い動き。清酒は2ケタ〜1割ペースでマイナス。焼酎は、甲類が大幅減で、乙類も振るわなかった。ワインは「良くて前年並み」となっており、「ユーザーが他のカテゴリーに流れているのでは?」との声も聞かれた。一方、前月まで勢いのあったウイスキー、RTDも数%増と伸びが鈍化。全カテゴリーで低調な月となった。

 

中京、秋需戦厳しいスタートに

 (名古屋)中京の9月ビール類は前年を割った。2度の台風、降雨日も多く、天候不順で業務用(樽)が2ケタ近い落ち込みとなった。

 清酒も低調。大半の銘柄が前年割れ。2ケタ減も多い。秋需戦がスタートしたが、過去にない厳しさとも指摘。大手銘柄の大型パックや業務用のびんものが特に低迷。また酒量販店は銘柄を絞り込んでいる。ウイスキーも低調。業務用の不振が影響。ワインも低調。先月に続き、前年割れペース。

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