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日刊食品通信
2018年10月16日

9月の流通菓子出荷、3%減(本紙調)


秋季新商品は出足順調、ハロウィンも増勢

 日刊経済通信社調べによる9月の流通菓子出荷実績(金額ベース)は、合計で前年比97%となったようだ。

 9月6日の北海道胆振東部地震、週末・週明けに上陸した大型台風など自然災害の影響による小売店の客数減など影響を受けたころで前半〜中旬は低調に推移。中旬以降はチョコレートを中心とした秋季菓子新商品・改定品が発売され本格シーズンインとなり、新商品は概ね計画を上回るなど好調なスタートとなった反面、改定品についてはやや期待値を下回る結果となった。また、ポテトチップスは前年9月が積極的な販促でベースが高かったため、実績未達となり、スナック菓子トータルでも前年割れとなっている。一方、前月から一部専用商品の出荷がスタートしたハロウィン関連商品は、大袋商品が増えたこともあり、9月出荷では微増と推定される。

 カテゴリー別の出荷実績推定は、チョコレート合計では前年比96%と推定。ソリッド(無垢タイプ)は92%。うちハイカカオ90%、機能性関連98%と前年の高ベースが影響。センター96%、ナッツ系は110%と復調傾向に。チョコスナックは96%と低調。小粒系96%、大袋は新商品寄与で108%と伸長した。ビスケットは合計で98%。ハードビスケットは98%。ソフトビスケット・クッキーは102%、期間限定品がオン。クラッカーは96%、半生は98%と伸び悩んだ。

 キャンディは合計で102%。うちハードキャンディは98%、のど飴は前年並み、フルーツ系、ミルクタイプは低調。グミは110%。「グミの日」などイベントや各社新商品寄与で好調に推移。ソフトキャンディ104%、キャラメルは102%と推定。

▼以下略

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