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日刊食品通信
2018年9月21日

FC売上高25.5兆円超、8年連続プラス成長


チェーン数・店舗数も増加

 日本フランチャイズチェーン協会は19日、「2017年度フランチャイズチェーン統計調査」の結果を発表。業界全体ではチェーン数、店舗数、売上高ともに前年を上回り、着実に成長していることが明らかになった。国内FC数は1,339で前年度比4チェーン増加し8年連続、総店舗数は26万3,490店、0.1%増(381店増)で9年連続、売上高は25兆5,598億円、1.8%増(4,624億円増)で8年連続、それぞれ増加した。

  業種別にみると、小売業は3チェーン減、店舗数1.0%増、売上高1.9%増。うちCVSは1チェーン減、店舗数0.2%増(138店増)、売上高1.8%増(1,945億円増)と、企業の統廃合や業務提携で店舗数は微増にとどまったが成長基調を維持した。ドラッグストアは積極的な出店、食品の充実、訪日外国人の取り込みが寄与し売上高は前年を更新。

 

 外食業は5チェーン増、店舗数0.2%減(142店減)、売上高1.9%増(791億円増)だった。うち「ハンバーガー」業態は大手チェーンの売上好調から店舗数0.3%増、売上高8.7%増と伸長。「コーヒーショップ」はCVSカウンターコーヒーやイートイン設置が進んだ影響が懸念されたが、充実したフードメニュー、上質な飲食空間・接客が支持され、店舗数6.4%増、売上高1.4%増と成長した。「居酒屋・パブ」も店舗数2.5%増、売上高1.1%増と伸長。専門性を打ち出した新業態や新メニューの拡充、店内分煙・禁煙が進み、女性やファミリー層の拡大につながった。一方、「持ち帰り寿司・弁当店」は他業態との競合で選択肢が広がった影響により店舗数、売上高ともに3.9%減と苦戦した。

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