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日刊食品通信
2018年9月14日

8月アイス6%増、累計3%増(本紙調)


猛暑で氷菓・ラクトアイスが伸長

  8月のアイスクリーム販売実績は6%増で着地した(本紙調)。4〜8月累計では3%増。

 8月は7月を上回る暑さとなり、東京の月間平均気温は28.1℃と前年を1.0℃上回り、最高気温が30℃以上の真夏日が25日(前年47日)、最低気温が25℃以上の熱帯夜が17日(8日)、最高気温が35℃以上の猛暑日が7日(1日)と、いずれも前年を大幅に上回った。これに伴い、アイスクリーム市況は6%強前年を超えたが、一部の欠品や早めの終売を除き大きな混乱はみられなかった。ただ、気象庁が「災害と認識している」と呼び掛けた今夏は、これまで市場をけん引した濃厚系アイスクリームが苦戦し、ラクトアイスや氷菓の伸長が目立った。

 ロッテアイスは9%増。「クーリッシュ」が29%増でバニラが18%増、昨年1週間で売り切れた「ビッグ」は4週間を売り切り2.5倍。「爽」が9%増でバニラ・フレーバーともに9%増。「モナ王」が13%増。「ガーナ」が2%増。「ドール」が6%増。「レディボーデン」が6%増。「ハーシー」が9%増。「バニラバー」が10%増。「カルピス」が9%増。早期終売となった「スイカバー」は22%減。森永乳業は1%増。「ピノ」が6%増。濃厚系の「パルム」は2%減と苦戦。昨年50%増とベースが高かった「モウ」は反動で10%減。江崎グリコは9%増。「パピコ」は10%増で大人シリーズを含め12%増。「ジャイアントコーン」は12%増で大人を含め19%増。昨年倍増した「アイスの実」はさらに2割増。「パナップ」は28%増。「牧場しぼり」は7%増。

▼以下略

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