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日刊食品通信
2018年9月4日

夏のビール類販売、呪われた昨年を下回る


新製品効果などで新Jは2ケタ増

 本紙が推定した今夏(6〜8月)の国産大手4社ビール類販売実績は、ビール大びん換算で1億1,067万箱、前年同期比101.4%と8年ぶりのプラスとなった。ただ、全体を底上げしたのは新製品効果と流通PBの国産化により2ケタ伸長した新ジャンルで、ビール、発泡酒、既存のNB新ジャンルは一部の銘柄を除き、"行き過ぎた暑さ"と異常気象、自然災害に翻弄され、猛暑の恩恵を受けることはほとんどなかった。

 ビールは96.8%の5,649万3,000箱で14年連続のマイナス。発泡酒も94.8%の1,357万7,000箱で3年連続のマイナス。一方、新ジャンルは110.8%の4,210万8,000箱、5年ぶりのプラス。その主因は、キリンの「のどごし ZERO」「のどごし〈ストロング〉」「本麒麟」の新製品効果と、6月から国産化された流通PBの上乗せ分。キリン新製品3品計の期間中販売実績は、新ジャンル全体10.8%に相当する453万箱強と推定される。

▼以下略

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