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日刊食品通信
2018年7月18日

6月の流通菓子出荷、2%減(本紙調)


チョコ・ビス苦戦、スナック菓子2ケタ増

 日刊経済通信社調べによる6月の流通菓子出荷実績(金額ベース)は、合計で前年比98%と3ヵ月の前年割れとなったようだ。例年に比べ気温が高かったことから、前月に続きチョコレート全般とビスケットが苦戦する一方、スナック菓子がポテトチップスの増量キャンペーンにより大幅増になるなど、カテゴリー間で大きな差が出ている。

 

 カテゴリー別では、チョコレートはトータル96%。ソリッド系は94%。うちハイカカオ系は86%。ハイカカオ系は4月の大幅マイナスからはやや回復基調になるものの、ベースの大きい板物が低調。ボックスタイプは好調。センターチョコ96%、ナッツ系104%。チョコスナックは90%、各社定番商品が苦戦。小粒チョコ98%、大袋は106%と好調。ビスケットはトータル98%と推定。ハード系は94%、ソフトビス・クッキーは94%。クラッカーは102%と引き続き好調。半生は100%。キャンディはトータル100%。ハードキャンディは98%。のど飴、ミルク系、フルーツともに低調。ソフトキャンディは前年並み。グミキャンディは106%と好調、新商品が上乗せに。キャラメルは96%。スナック菓子は110%と3ヵ月連続の2ケタ増に。うちポテト系は120%。ポテトチップス(袋)130%、成型94%、シューストリング90%。コーン系は86%。コーンチップス96%、コーンパフは前年に終売商品の特需の裏返しで70%。小麦系86%、豆類・その他80%。チューインガムは103%と推定。デンタル系は108%、エチケット系98%、小粒板70%。

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