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日刊食品通信
2018年6月18日

5月の流通菓子出荷、2%減(本紙調)


ポテトチップス大幅増もカバーできず

  日刊経済通信社調べによる5月の流通菓子出荷実績(金額ベース)は5品目合計で、前年比98%と4月に続き2ヵ月連続で前年を割った。前年に市場をけん引したハイカカオ、機能性チョコなどのソリッドチョコが苦戦したことと、春の商戦の一つであるゴールデンウィーク後の荷動きが低調であったことが影響。半面、昨年ポテトチップスで一部商品の休売・終売で大幅減となったスナック菓子は、ボリュームの大きいポテトチップスが大手2社の増量・特売などのエンドセールによりポテトチップスは160%(本紙推定)と大幅増となり、スナック菓子全体を引っ張った。

 しかし、スナック菓子の販促攻勢で、大袋のチョコスナックやハードビス、ソフトビス・クッキーの店頭露出が減ったこともあり苦戦を強いられた。また、“母の日”関連の店頭展開も前年に比べ少なく、イベント・催事などが主体の“コト消費”が頭打ちになっているようだ。

 カテゴリー別では、チョコレートが合計で98%。ソリッドチョコは90%で、うちハイカカオタイプは86%と推定。前月の大幅減からやや回復基調に。センターチョコは104%、ナッツチョコ106%と好調が続く。チョコスナックは98%、定番商品の苦戦が目立つ。小粒チョコは106%、大袋は94%と推定。    
▼以下略

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