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日刊食品通信
2018年6月15日

5月のアイス、7%減(本紙調)


前半に荷もたれ感、主力品が苦戦

  5月のアイスクリーム販売実績は7%減で着地した。4-5月累計では1%減。

 4月末の好天で同月の最終出荷が急増したが、月明けから天候に恵まれず市中在庫に荷もたれ感が生じたようだ。また、季節限定商品の月ずれが多かったこともマイナス要因とみられる。しかし、5月はミントフレーバーが相次ぎ投入され、「ミント系は好き嫌いがはっきり分かれる」といわれているにも関わらず概ね好調。アイスと同様に天候要因を受けやすい清涼飲料の5月実績は前年並み(12日付既報)を確保しており、7%減は定番品の苦戦を反映した結果といえるだろう。

 ロッテアイスは2%減。通年商品化を進める「雪見だいふく」は2.2倍。「爽」は10%減。「クーリッシュ」が5%減で、主力の“バニラ”は8%増だったが、シーズンフレーバーが苦戦。「モナ王」は9%増でマルチが10%増。「ガーナ」は10%増。「レディボーデン」は4%減。「ドール」はノベルティが上乗せとなり30%増。「ハーシー」は15%減。「バニラバー」は2%増。

 森永乳業は6%減。「パルム」は昨年の“オランジェット”分が無くなり4%減。「ピノ」は10%減。「モウ」は5%増で“バニラ”はCVSで採用が広がり18%増。「チェリオミント」も好調な出足。

 グリコは4%減。「ジャイアントコーン」は2%減で“大人シリーズ”を含めると前年並み。「パピコ」は3%減で“大人シリーズ”を含めると前年並み。「パナップ」は反動で20%減。「牧場しぼり」は昨年(56%増)の反動で25%減。「アイスの実」は10%減。

▼以下略

 

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