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日刊食品通信
2018年5月21日

トップメーカーの夏場施策〜森永製菓・甘酒


発泡タイプ投入、世代・売り場に幅広く対応

  この5年間ほどで急速に市場を拡大した甘酒。とりわけ、夏場の市場規模(販売ベース)は2012年比で約5倍強となり、冬場の販売にほぼ匹敵するまでになった。相次ぐ新規参入で市場は右肩上がりに伸長する一方で、競合も激化。昨年後半からは、一部で大幅値引きなどの価格訴求、市中在庫過多による荷動に鈍化が見られるなど、淘汰の兆しがでている。3割弱のシェアを持つトップの森永製菓は今夏も「冷やし甘酒」を中心に赤缶「甘酒」、昨年11月発売のチルド売り場向け「森永やさしい米麹甘酒」、さらに期間限定で「スパークリング甘酒」(写真)を22日から期間限定で発売、FD商品では「冷やし甘酒〈レモン〉4袋入り」をそろえ、常温・チルド・大容量・フリーズドライと商品ラインアップ拡大で夏場の需要拡大に注力する。

 「スパークリング甘酒」は昨年、一部地区でテスト販売し好評だったことから、今夏は期間限定ながら全国へ展開。営業本部菓子食品営業部食品・ウィダー営業グループの鈴木達也マネジャーは「差別化された商品で、(流通からの)引きが非常にいい」と話す。中心となる「冷やし甘酒」は、7月にテレビCMを全国展開、“土用の丑の日”前後での盛り上がりを期待する。また、この2〜3年販売している「祭り缶」「花火缶」の限定パッケージ品も投入。ラジオ局とのタイアップでサンプリングを行う。

▼以下略

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