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日刊食品通信
2018年5月15日

4月の流通菓子出荷、5%減(本紙調)


チョコ苦戦、増量CPでポテトチップス大幅増

  日刊経済通信社調べによる4月の流通菓子出荷実績(出荷金額ベース)は、合計で95%と推定。全般的に気温が高かったことでチョコレート全般、ビスケットの半生ケーキなどが苦戦した。さらに、前年が原料馬鈴しょ不足でポテトチップスの一部製品が休売となっていたが、今年は大手2社が増量キャンペーンを実施。さらに、店頭で小売58、68円と価格訴求を展開したことで、特売を含めたエンドセールがスナック類で棚を取り、チョコスナック、ビスケットなど大袋の販売機会が減ったことも大きく影響したようだ。

 カテゴリー別では、チョコレートがトータル88%の2ケタ減少と低調。ソリッドは82%。ベースの大きい板チョコが「母の日」などの催事が苦戦、ハイカカオ系も前年の裏返しもあり80%と低調に推移したようだ。センターは100%、ナッツ系は102%と堅調。チョコスナックは98%。定番品は堅調なものの前年に比べ新製品の投入が少なかったことが響く。小粒チョコ98%。大袋は90%。

  ビスケットはトータル96%。ハード系94%、ソフト系・クッキー98%、クラッカー100%、半生ケーキ96%。キャンディ類は98%。ハードキャンディ96%。のど飴、フルーツ系が苦戦。

▼以下略

 

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