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日刊食品通信
2018年5月14日

サントリーが新「洗浄レス空冷サーバー」


「ホース」週1回交換のみ

  サントリー酒類は、業務用生ビールの新機材「洗浄レス空冷サーバー」(写真)を新規開発し、5月から東京・大阪でテスト展開をスタートした。

 生ビール導入料飲店からの、「人手不足や担当が外国人スタッフで洗浄徹底ができない」「自動洗浄・自動調圧だと便利」「ロスが少なく消費電力が低いサーバーが欲しい」、また納入している業務用酒販店から、「ユーザーからの機材洗浄依頼コールも多く、遠方の得意先からの対応なども負担になっている」「人手不足のため、炭酸ガスのみの配送はコスパが良くない」などそれぞれの声に対応、省人化、洗浄コール削減に向け、「洗浄レス空冷サーバー」を新規開発したもの。

 大きな特徴は、MICRO MATIC社(デンマーク)製造のサーバーをサントリー仕様に変更、独自の「ホースを丸ごと週に1回交換するだけ」(営業推進本部機材開発チーム担当部長山岡哲丸氏)。「ホース」も無償提供の方針で、神泡品質の「ザ・プレミアム・モルツ」も提供可能−としている。

 導入で、オペレーションの軽減(洗浄不要で、ホース使い捨て)、コスト削減(接続、交換、洗浄時のロス削減)、品質向上(樽生の鮮度一定、ガス圧安定)のメリットがある(同チーム安谷昭宏氏)。今後は、東阪でのテストを検証し、今年12月には全国本格展開の予定で、「早期に導入1,000店舗としたい」(山岡担当部長)。

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