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日刊食品通信
2017年11月10日

10月清涼飲料実績、悪天響き4%減


  10月の清涼飲料実績は4%減で着地した。二週に渡り台風が上陸するなど、全国的に悪天候の影響を大きく受けた。気温は例年と比べて低めであり、ホット商材などは堅調だったが、「台風などで外出が控えられたことで全体的に販売が低調」(業界関係者)となった。カテゴリー別に見ると、コーヒー飲料はサントリー「クラフトボス」が引き続き良いものの、全体ではブランドごとでばらつきが出た。無糖茶は市場平均よりはよいが微減、ミネラルウォーターはマイナス。累計は0.5ポイントマイナスし前年並みと貯金を使い果たした。

 コカ・コーラグループ=「コカ・コーラ」は健闘したものの、「い・ろ・は・す」「ジョージア」がマイナスとなり、全体では5〜6%減(累計1%減・いずれも本紙推計)。

 サントリー=「天然水」は本体の堅調と「PREMIUM MORNING TEA」が寄与し2%増(7%増)、「BOSS」は「クラフトボス」が「ラテ」再開分も上乗せとなり全体で16%増(5%増)と大幅増。「伊右衛門」は本体、「特茶」がマイナスとなり9%減(3%増)、「ペプシ」「オランジーナ」は2ケタ減と炭酸は厳しかったが、全体では前年並み(3%増)で着地。

 アサヒ=「ウィルキンソン」14%増(22%増)、「ワンダ」が「極」の寄与で2%増(1%増)となった一方、「三ツ矢」10%減(4%減)、「十六茶」10%減(5%減)、「おいしい水」13%減(10%減)。「カルピス」はストレート、コンクともにマイナス。全体は4%減(1%増)だった。

▼以下略

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