国分（國分勘兵衛会長兼社長・CEO ＝写真）は21 日、７社のエリアカンパニー、２社のカテゴリーカンパニーと、ヘッドクォーターカンパニーからなる新グループ組織の概要を発表した。グループ卸基盤の再構築による磐石な経営基盤の確立を目的に、同社が進めてきたグループ企業統合の最終段階として、来年１月１日から移行する。

 　エリアカンパニー（AC）とカテゴリーカンパニー（CC）は、所轄エリア・カテゴリーにおける唯一の販売窓口となり、地域に根ざしたエリアマーケティングに加え、他エリアのAC・CC と連携し全国レベルでの卸機能を発揮する。広域に展開する取引先は、取引先の本部所在地のAC・CC が窓口となり、他エリアのAC・CC と連携した体制を構築する。ヘッドクォーターカンパニー（HQ）は社名を「国分」から「国分グループ本社」に改称し、グループ全体の仕入機能を持つと同時に、AC・CC と他の事業会社を統制・統括・サポートする機能会社となる。また、フードサービス事業部と国際事業部、特販担当は、将来の分社化も視野に入れ、HQ 内の事業部門とする。新組織以外のグループ企業は当面、現状を維持する。（別表の売上高は14 年12 月期の母体組織売上高。従業員数は15 年７月１日現在、※は存続会社） 

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