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日刊食品通信
2017年2月24日

ライフ、売り場多様化で商圏ニーズに対応


店舗限定のMD強化

  食品スーパーの売り場が多様化している。新たな仕掛けや商圏ニーズに対応した売り場づくり(コーナー化)で客数確保と販売増を図るのが狙いだ。一律MDからの脱却で個店を重視した取り組みが進みつつある。

 ライフコーポレーションの首都圏の新店・川崎大島店(神奈川・川崎市)では「カレーマガジン」(写真)と称したCVSの雑誌売り場をイメージしたコーナーを展開、レトルトカレーを多数販売している。商品の視認性の高まりと、ちょっとした驚きの提供で、足を止める買い物客の姿も多い。またイートインスペース(52席)を広く確保できたことで、隣接部に「ジュースバー・ジェラートバー」コーナーを導入。前者は9SKUで展開、同社3店目、後者は8SKUで2店目の導入で実験検証を重ねる。選べる楽しさを提供するという意味では、「ミニビュッフェ」や「スープバー」も展開、“ちょっとの感動”を提供する。在日朝鮮人が多い土地柄から、韓国の家庭の味を提供する「オモニ食堂」もコーナー化し、味付焼肉などプラス1品を提案。こうした新たな仕掛けは、新店・改装店へ一律にMD展開するのではなく、商圏や店舗特性に応じて導入していく考えだ。

 同じく新店のライフ東砂店(東京・江東区)ではアジア系外国人のニーズを取り込むため「アジアンキッチン」をコーナー化。

▼以下略

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