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日刊食品通信
2016年12月2日

11月のビール類販売1%増


年初累計0.3ポイント改善

  本紙が推定した11月のビール類販売実績は、国産メーカー大手4社計で前年同月比101.0%となった。出荷日が1日多い社もあったが、プラスは3ヵ月ぶり。

 ビールは同100.4%で3ヵ月ぶりのプラス。2社が前年を上回った。新ジャンルは同102.3%、2ヵ月ぶりのプラス。前年越えは2社。発泡酒は同99.9%、2ヵ月連続のマイナス。同様に2社がプラスだった。3カテゴリーともにプラスだったのは1社。

 構成比は、ビールが50.8%(前年同月51.1%)、新ジャンルが35.5%(同35.1%)、発泡酒は13.7%(同13.8%)。

 一方、1〜11月累計は3カテゴリー計で前年同期比98.2%と10月時点から0.3ポイント改善した。ビールが同98.7%、新ジャンルが同99.3%、発泡酒は同93.9%で、それぞれ0.2ポイント、0.3ポイント、0.5ポイントの改善。構成比はビールが50.1%(前年同期49.8%)、新ジャンルが35.9%(同35.5%)、発泡酒は14.0%(同14.6%)だった。

 昨年12月は合計で前年同月比102.4%(ビール同101.5%・新ジャンル同106.1%・発泡酒同98.1%)とハードルが高い。それだけに12年連続の市場縮小は避けられないが、どこまでマイナスを挽回できるか、年末商戦への期待が高まっている。

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