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日刊食品通信
2015年6月10日

5月飲料実績、天候に恵まれ4%増


ミネラルウォーター、機能性飲料好調

  5月の清涼飲料実績は、4%増と2ヵ月連続のプラスで着地した。5月の連休期間が好天に恵まれ、その後も全国的に気温が高かったことから、好調な動きとなった。

 カテゴリーでは、ミネラルウォーターが引き続き好調だったほか、5月としては記録的な暑さでスポーツ・機能性飲料が大幅な伸び。茶系飲料、炭酸も順調に動いた。稼動日は大半のメーカーが1日減となったため、「実需は2ケタ近い伸び」(業界関係者)となった模様。累計は1ポイントアップし1%減まで戻した。主要メーカー別実績は以下の通り。

 コカ・コーラグループ=ミネラルウォーター「い・ろ・は・す」が好調に推移したほか、「綾鷹」「アクエリアス」も大幅な伸びで単月2〜3%増(累計1〜2%減・いずれも本紙推計)▽サントリー=「天然水」が小容量、「朝摘みオレンジ」の寄与で9%増(9%増)、「伊右衛門」がリニューアル効果もあり17%増(4%減)、「BOSS」が1%減(前年並み)、「オランジーナ」は「レモンジーナ」が約100万箱と寄与し101%増(83%増)などとなり、全体では5%増(1%減)▽アサヒ飲料=「三ツ矢」「ワンダ」はマイナスとなるも、「十六茶」が4%増(前年並み)、「ウィルキンソン」が21%増(9%増)と伸長、ミネラルウォーターも「バナジウム天然水」「おいしい水」がともに大幅増となり32%増(11%増)で、全体は5%増(2%増)。

 

▼以下略

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