日刊食品通信 記事詳細

バック
ナンバーへ
日刊食品通信
2019年5月24日

「Ch.メルシャン」椀子ワイナリー9月開業


ブドウ栽培からワイン造りまで公開

 メルシャンは23日、「日本ワイン事業方針説明会」を都内で開催し、「シャトー・メルシャン」第3のワイナリーとなる「シャトー・メルシャン 椀子(まりこ)ワイナリー」(長野・上田市)を9月21日にオープンすると発表した。2003年に開園した「椀子ヴィンヤード」内に開設、360度畑に囲まれた、ブドウ栽培からワイン造りまでを公開する“ブティックワイナリー(直販機能を持つ中規模で品質志向のワイナリー)”。延床面積は1,458.94㎡(2階建)。19年度生産予定数量は約5,000箱。原料ブドウの産地は椀子ヴィンヤードと北信地区。来場者数は年間2〜3万人見込み。

 席上、長林道夫代表取締役社長(写真右)は日本ワインについて、「国内ワイン市場はシェア4.1%と非常に小さいが、ビール市場でのクラフトビールのような位置づけだ。日本ワインは市場活性化のカギとなる」と説明。「シャトー・メルシャン」事業については、「輸出して国際的な評価を得た後、逆輸入のような形で国内市場での評価を高める“循環”を目指す。直近では香港や英国へ輸出を行った」と話した。1〜4月累計販売数量は前年比143%と好調(日本ワイン全体は同130%)。27年までの目標として、自社管理畑面積は1.5倍の76ha、販売量は1.5倍の6.7万箱を挙げた(18年比)。

▼以下略

サービスのお申し込みにつきましては、お電話またはフォームよりお願い致します

  • お申し込みにつきましては、弊社が受信確認後、お客様にご確認事項を通知してから、書籍とご請求書を郵送致します。
  • 電子版、紙版どちらも下記よりお申し込みになれます。
ホームページからのお申し込みフォーム

電話からの
お申し込みはこちら

バックナンバーへ

媒体紹介へ