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日刊食品通信
2019年3月11日

2月の飲料市場、1.5%増(本紙調)


暖冬が後押しか

  清涼飲料市場の2月実績は1.5%増で着地した。例年と比較して暖冬であったことから、水やお茶などを中心に消費が伸びた模様。1〜2月累計は1%増。2月時点では新商品の寄与率はあまり高くないが、3月以降大型の新商品の発売がアナウンスされており、その動向が注目される。主要メーカー実績は以下の通り。

 コカ・コーラ=「コカ・コーラ」は前年の反動があった模様だが、「綾鷹」「ジョージア」が健闘し全体は1%減(累計1%減・本紙推計)。

 サントリー=「天然水」は本体と「スパークリング」が好調で13%増(12%増)、「BOSS」は「クラフトボス」が引き続き好調で1%増(4%増)、「伊右衛門」は1%減(1%減)となり、全体で4%増(5%増)。

 アサヒ飲料=「三ツ矢」17%増(5%増)、「ウィルキンソン」14%増(14%増)と炭酸が好調なほか、乳性飲料が10%増(3%増)、「十六茶」が8%増(1%増)で全体は7%増(前年並み)。

 伊藤園=日本茶・健康茶が6%増(6%増)、コーヒーが4%増(3%増)。野菜、果実はマイナスとなったものの、全体では4%増(3%増)。

 キリンビバレッジ=「生茶」は量販チャネルが好調で17%増(14%増)、「午後の紅茶」は1%増(3%増)、炭酸飲料は17%増(13%増)。「ファイア」、健康カテゴリーはマイナスとなったものの、全体では2%増(2%増)。

▼以下略

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