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日刊食品通信
2019年1月15日

18年清涼飲料、2%増で過去最高数量更新


12月単月は前年並み

  18年(1〜12月)の清涼飲料販売実績は2%増で着地した。昨年は上期をプラスで折り返し、7月は記録的な猛暑で過去最高の販売数量を記録、夏場は物流の混乱なども生じたが、7〜9月がプラスで貯金を作り、年間で4年連続の成長を果たした。カテゴリーでは、無糖茶飲料が緑茶、麦茶、ほうじ茶の伸びでプラスとなったほか、無糖の炭酸水が新製品などの寄与もありさらに成長、ミネラルウォーターも自然災害や夏場の猛暑で需要が高まり伸長した。コーヒー飲料はPETボトル製品は伸長したものの、SOT缶の落ち込みが響き微減となった。12月単月は稼働日のマイナスも響き前年並み。主要各社の18年度年間実績は以下の通り(カッコ内は12月単月実績)。

 コカ・コーラ=炭酸飲料は「コカ・コーラ」は前年並み(本紙推計)、また炭酸水「ザ・タンサン」が上乗せとなりプラス、「綾鷹」はトクホ製品が上乗せでプラスとなったが、「ジョージア」、ミネラルウォーターがマイナスとなり、全体では1%減(単月前年並み・単累とも本紙推計)。

 サントリー=「天然水」は本体の好調に加え、「スパークリング」が寄与し9%増の1億1,730万箱(1%減)と過去最高数量、「BOSS」も「クラフトボス」好調で8%増の1億710万箱(4%増)と1億箱を突破、「グリーンダカラ」は本体、「やさしい麦茶」がともに好調で24%増(19%増)。「伊右衛門」5%減(9%減)、「ペプシ」8%減(8%減)となったが、全体は4%増の4億6,220万箱(前年並み)。

▼以下略

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