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日刊食品通信
2018年11月15日

10月の東・名酒類商況


 首都圏、和酒苦戦も洋酒続伸

 10月の首都圏酒類卸商況は、実需ベースで数%マイナス〜前年並みとなった。

 ウエートの大きいビールが数%減。発泡酒は一部でプラスも引き続き減少。新ジャンルは「本麒麟」(キリンビール)が寄与しプラスの動きも。清酒は2ケタ減が目立っており、紙パックをはじめとする大手のほか、中堅メーカーも苦戦。焼酎は、甲類が大容量を中心に引き続きマイナス。乙類は、「赤霧島」がらみの影響もあり2ケタ〜数%減。

 一方で、前月鈍化していたワインはプラス基調に。ウイスキーは微増〜2ケタ増と開きがみられたものの、「国産・輸入のデイリー商材が順調」との声が多かった。RTDも2ケタ増が多くみられ、主要各社のストロング商材やウイスキーハイボール缶に加え、サッポロビールの「99.99(フォーナイン)」が引き続き好調だった。

 

中京、ウイスキー除いて低調

 (名古屋)中京の10月のビール類は微減となった。前年同月も低調だったので、需要環境は依然と厳しい。業務用(樽)も微減ペース。

 清酒も前年割れペース、依然と厳しい。ただ前年の数字が高かったことも一因。業務用市場が厳しい。特に業務用の小瓶ものの動きが悪い。ウイスキーは好調。ハイボール商材が伸長。国産、輸入とも好調。ワインはやや低調。ただ国産は堅調ペースを維持。

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