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日刊食品通信
2018年7月13日

しょうゆ大手5社の上半期出荷量、2.1%減


年初から厳しい状況続く

  本紙集計による、しょうゆ大手5社(キッコーマン、ヤマサ、ヒゲタ、ヒガシマル、マルキン)の18年上半期の出荷量は、17万5,858kl、前年同期比2.1%減となった。

 今上半期は、1月から出荷量の減少が継続。4月に一旦回復したものの、5月は前年並みの数値となり、6月は大幅に減少した。カテゴリー別にみると、1LPETが大きく落ち込んでいるようだ。これは、冷凍食品などの簡便食材や中食伸長や、競合カテゴリーであるつゆ・たれへの移行が加速していることから、しょうゆそのものの需要減少につながっている。鮮度容器タイプの製品については、比較的堅調な推移となっているものの、伸長の勢いがやや鈍化傾向となっている。業務用カテゴリーについては、3月の天候不順の影響などを受け、やや厳しい状況となった。

 なお、6月の出荷量は3万1,172kl、前年同月比4.4%減。家庭用における1LPETの減少や、業務用カテゴリーの不振などからマイナスとなったようだ。

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