日刊経済通信社の推計による2026年1月の流通菓子出荷実績(金額ベース)は、チョコレート、ビスケット、キャンディ、スナック菓子、チューインガムの合計で前年同月比104%となり、5ヵ月連続で前年を上回った。
年始の1月は正月3が日で流通業の休業が前年に比べ増加したことで昨年末の出荷(蔵入れ)が増え、年始の第2週までの荷動きが低調だった。半面、受験生応援や恒例となったイチゴ関連商品など催事、イベントが増えたことで3週以降は回復。さらに、バレンタインへ向けての流通業の店頭露出も昨年に比べて拡大。特に、スタンダードな板チョコや高カカオチョコは昨年来の荷動き好調を継続し、飾り用の小粒チョコ、製菓材料も堅調で、手作り需要は昨年以上に高まっているようだ。
また、昨年秋の価格改定でロッテ「プレミアムガーナ」、森永製菓「カレ・ド・ショコラ」は店頭売価が500円超となったが、1月販売は好調に推移している。年末年始で復調の兆しが出てきた大袋商品も好調で、チョコレート、ビスケットとも伸長。ビスケットでは半生ケーキが伸びた。その一方で、スナック菓子は、販売ウエートの高いポテトチップスが主産地の北海道産馬鈴しょの不作により特売頻度が減少しているため、成型チップスが小麦系、コーン系の特売が増加するなど、流通独自の対応も見られた。
本紙推計のカテゴリー別前年同月比は、チョコレート合計105%。内訳はソリッドチョコ108%、うちハイカカオ・機能性チョコ110%、センターアソート105%、ナッツチョコ103%、チョコスナック103%、大袋104%、小粒・子どもチョコ102%。
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