豪州産輸入原料チーズの2026年上期(1-6月)価格は、8%程度の値下がりでほぼ妥結した(本紙調)。チェダーのt当たり価格は5,050ドル、25年下期(7-12月)比では約450ドルの値下がりとなる。また、ゴーダは同4,950ドル、約9%値下がりした。
豪州の生乳生産は、1~2月の干ばつの影響で前年度を下回って推移。一方、ニュージーランド・EU・米国など、主要な乳資源輸出国の生乳生産は順調なため、交渉は豪州側にとって厳しいものとなった。豪州側は当初5,250ドルを提示したが、他国の提示額との乖離をさけるとともに物量の確保を重視。提示額からやや軟化した結果となった。
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