(名古屋)寿がきや食品のロングセラー品「みそ煮込」が好調に推移している。袋めん・即席カップ、チルド、冷凍の3温度帯で伸長。数量・金額ベースとも前期比1ケタ後半から2ケタ増で伸長していることが本紙の調べで分かった。
同社によると、基幹商品強化策として11月にキャンペーンを展開した即席袋めん「5食入みそ煮込」(写真)は通年で前期比1ケタ後半増で着地する見通し。即席めん「カップみそ煮込うどん」、チルドめん「八丁味噌みそ煮込うどん2人前」が前期比2ケタ増で着地の見込み。冷凍「八丁味噌みそ煮込うどん」は前年並みで、「3つの温度帯で好調を維持している」(同社)。
11月のキャンペーンに合わせて外食チェーンのスガキコシステムズがタイアップ企画として数量限定「名古屋名物 みそ煮込風ラーメン」メニューを展開。「5食入みそ煮込」やみそ煮込ブランケットが当たる「みそ煮込ガチャ」を実施。前年を上回る伸長をみせた。
「みそ煮込うどん」は名古屋名物の赤みそ(豆みそ)を粉末化して1966年に発売したロングセラー商品。25年秋冬で、チルドめん「八丁味噌みそ煮込うどん2人前」「名古屋の味みそ煮込うどん2人前」に賞味期限を50日に延長した煮込専用麺を採用。「カップみそ煮込うどん」では生地に味噌を練り込み、本格的な食感と煮込み感が味わえるリニューアルを実施。
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