日刊食品通信

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酒類食品業界のニュースを迅速・正確・簡明に発信する総合速報紙。酒類食品に関するマーケティング・営業・広報担当者必読の日刊紙です。

媒体名 日刊食品通信
発行 月〜金曜日まで毎日発行(弊社営業日に限る)
仕様 A4判、9〜13頁
価格 6ヵ月 48,600円(税込)

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  • 酒類、飲料、乳製品、加工食品、冷食・チルド、流通他、人事・組織、決算、統計・データなど各方面の日々の出来事を迅速・簡潔に報道
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媒体紹介

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最新記事2025.12.29 更新 バック
ナンバー

25年の流通菓子市場2%増を見込む(本紙調)


上期堅調に推移、下期は価格改定が影響

 日刊経済通信社推計による2025年流通菓子出荷実績(金額ベース)は、合計で前年比102%と5年連続で前年を上回りそうだ。

 上期(1~6月)の流通菓子出荷実績(金額ベース)は、5カテゴリー(チョコレート・ビスケット・キャンディ・スナック菓子・チューインガム)合計で前年同期比103.3%と好調に推移した。1~3月が合計で103.7%。昨年からのインフルエンザの感染者が過去最高となる中で、のど飴需要も増えており、受験生応援商品として好調。受験生応援では、集中力を高めるブドウ糖配合したラムネ菓子など、店頭を飾る商品の品ぞろえが増えている。2月の大手菓子メーカー3社が価格改定を実施。改定前の仮需として値上げ対象商品が1月に大幅増となったため、チョコスナックの一部ブランドは2ケタ~1ケタ後半減と低調だった高カカオチョコの一部商品が出荷調整が続くものの好調が継続。板チョコは、バレンタインの手作り需要復活で板チョコが2ケタ伸長。小粒チョコも手作りでの利用が増えたことで伸長した。半面、チョコスナックは価格改定の影響もあり、総じて苦戦。大袋も特売での売価上昇で大幅減。

 4~6月は103.0%。春の行楽シーズンを迎え、手控えていた販促が活発化したことで中旬以降、売り上げが上がったようだ。特に、スナック菓子では店頭価格が上昇したポテトチップスに変わり、コーン系や小麦系が内容量が多くボリューム感が高いため、特売での採用が増加。ドラッグストア、ディスカウントでの売上増につながっている。

 

▼以下略

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