工夫次第で思わぬおいしさも発見「パスタ」

 今や日本の食生活でも当たり前の存在となったパスタ。その起源はイタリアですが、現代のようにソースとからめて食べるようになったのは、17世紀に食用トマトと出会ったことがきっかけでした。その後、イタリアから世界へ広がっていったようです。
 パスタは、良質のたんぱく質を多く含み、弾力性に富んでいるデュラム・セモリナと呼ばれる小麦粉を水で捏ね、乾燥してつくります。デュラム小麦は地中海沿岸、中近東、アメリカ、カナダなどの各地で生産されていますが、日本産のパスタには、カナダやアメリカ産が使われています。
 パスタは大きく分けて、ロングパスタとショートパスタに分かれます。ロングにはスパゲッティやフェットチーネ・タリアッテレなどがあり、ショートには各種マカロニ、ペンネ、シェル、ツイスト、カールなどがあります。また、ほうれん草などを練り込んだパスタもあります。いずれも応用範囲が広く、他の料理の付け合わせにも活用されます。
 パスタ料理は、パスタとソースの相性が重要です。例えばスパゲティの場合、太めんには濃いソースが、細めんにはサラッとしたソースが合うとされています。しかし、これもあくまで目安。自分の好みでいろんな組み合わせを試してみるのも楽しいものです。茹で上げスパゲティにバター、そしてしょうゆを適量からめ、鰹節をたっぷりかけただけでも、思わぬ美味しさに出会ったりします。
 近年の国産パスタ生産のうちスパゲッティが約80%、ショート各種が約20%の内訳でした。一方、パスタ輸入はイタリア産が主流です。(参考URL:日本パスタ協会 https://www.pasta.or.jp )