食品の森「食品のいろは」とは

 食べること、飲むことは、人が生きていく上で最も重要な活動です。そして、他の動物たちと決定的に違うのは、それを加工、調理し、味付けをして美味しくすることにとどまらず、仲間たちと分かち合う楽しみや喜びにも変えていったことです。
 また、元々は原料調達地での、今で言う地産地消だったものを、言葉に語弊があるかもしれませんが、工業化して輸送手段も進化させることで広い地域、国々へ広めていったのも、我々人間の成せる業でしょう。
 当サイト「食品の森」は、そんな加工食品やお酒、飲料などの新商品やイベントの情報を気軽に覗き見ることを目的に、酒類食品業界専門紙誌を発刊している日刊経済通信社が創業70周年を目前にして企画しました。
 中でも、この「食品のいろは」は、加工食品やお酒、飲料、調味料など、日常生活に最も近い70を超えるカテゴリーについて、そのルーツや特長を簡単にまとめたコーナーです。いつも口にしている食品のウンチクを知ることで、一段と愛着が湧き、ちょっとだけでも食卓での話題になれば幸いです。
 これからも、料理やお酒などを通じて、皆さんの食生活、生活そのものが有意義で楽しいものになることを、心から祈念して止みません。
 なお、「食品の森」という言葉は、国分(現・国分グループ本社)の先代、11代國分勘兵衛氏が主張されていた「(酒類食品)業界は仲間同志が相寄って、嵐にも耐え抜く森をつくるべき」との理念をヒントに、生活者の皆さんが楽しめる商品がひとつでも多く育ち、人々の心が豊かになれるような森となることを願って命名したものです。