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2020年9月9日
8月の全国酒類卸売商況は、新型コロナ感染者数が高いレベルで推移したこともあり、引き続き業務用が低迷、一方の家庭用も巣ごもり需要も一服で厳しい数字となった。 旧盆帰省や夏祭りや花火、海の家などイベントも自粛で、これら向けの需要も鈍かった。一部メーカーでは営業日が1日少ないことも影響している。 …
2020年9月8日
アサヒ飲料の米女太一代表取締役社長(写真)はこのほど本紙のインタビューに応え、同社の強み、課題、新型コロナウイルス禍による社会変化や描く将来像について語った。 冒頭、米女社長は同社の全体像に触れ、「(3月23日の)就任前から感じていたことだが、“明るく前向きな社風”を改めて確信した。組…
2020年9月7日
キユーピーは4日、「新規事業展開オンライン記者発表会〜withコロナにおける新たな食ニーズへの対応〜」を開催。長南 収代表取締役社長執行役員(写真)、藤原かおり上席執行役員新規市場開発担当が出席し、新規事業「フレッシュストック」についての説明を行った。 冒頭、長南社長が登壇し、近年の消費動向につい…
2020年9月4日
タイの7月の日本向けツナ加工品(缶詰・レトルト食品含む気密容器入り)輸出数量は、T2/4打換算で32.6万箱(前年比109.0%)と拡大。コロナ禍で内食需要が高まるなか、2月以降、6ヵ月連続で前年を上回っている。タイ政府の輸出通関データを本紙が箱数換算したものだが、全世界向けでは7月は499万箱(同123.6%)と大幅…
2020年9月3日
明治の2020年菓子秋季施策は、「ミルクチョコレート」などスタンダードチョコ、「きのこの山・たけのこの里」「ナッツチョコ」「ガルボ」「メルティキッス」の主要5ブランドの集中拡売とスペシャリティの再挑戦に取り組む。カカオが持つ機能とチョコレートの嗜好・情緒を付与した独自価値を持つ商品群を提案、生活充実…
2020年9月2日
本紙が推定した8月の国産大手4社ビール類販売実績は、猛暑・好天効果も及ばず、前年同月比87%弱となった。 料飲店の営業再自粛が大きく響いたビールが69%強と落ち込み、レジャー需要も盛り上がりに欠け、全体を下押しした。新ジャンルは105%強と増勢が続いたが、発泡酒は94%強と5ヵ月ぶりにマイナスに転じた。「…
2020年9月1日
サントリー食品インターナショナルは8月31日、「ボス」ブランドの2020年上期振り返り、下期計画をオンラインで発表した。 1〜7月は新型コロナウイルスの影響で主要チャネルの自販機、CVSが苦戦し、ブランド計の販売数量が前年比8%減。下期は、19年から引き継いだ戦略テーマ「3つの“超える”」を継続…
2020年8月31日
味の素社は、味の素食品社三重工場内に「ほんだし」とサプリメントの製造・包装の一貫生産を行う新工場を竣工。10月から製造工程の稼働を開始する。投資額は約150億円。 同社は目指す姿を「食と健康の課題解決企業」と定め、その実現に向けて国内食品の生産体制の再編を進めている。その一環として、国内調味料・加工…
2020年8月28日
本紙がまとめた2019年度酒類・食品産業の生産額は24兆2,844億円、前年比0.8%増だった。この数字は生鮮食品を除く加工食品に限定したもの。プラスは8年連続。人口減で量的拡大は見込みづらいが、安定した需要をベースに、環境変化に応える多種多様な付加価値商品で底上げしている。業種によっては年度末に巣ごもり消費の…
2020年8月27日
パインアップル缶詰市場は、主要供給国タイ産の大減産が続いている。昨年来の熱波と干ばつで原料パインの収穫量が激減し、壊滅的な原料事情に見舞われている。タイ産パイン原料は、2018年の大豊作から一転、19年はエルニーニョ発生により、熱波が続き降雨に恵まれなかったことから、収穫量が大幅にダウン。年間処理量は1…
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