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日刊食品通信
2015年8月18日

チョコの価格改定品、順調な導入に


ソリッド主力品は7月2ケタ伸長

 本紙調べによる7月のチョコレートの出荷実績は、前半戦2週間が天候に恵まれ比較的涼しかったことと14 日からのソリッドチョコレート、ナッツチョコなど各社主力商品の新規格品が投入されたことで、単月では113% と当初予想を大きく上回る結果となったようだ。5、6月で値上げが予定されていた商品について出荷調整が行われていたにも関わらず、“ 仮需” 発生による伸長で卸、流通での在庫が懸念されていたが、上旬が気温に恵まれたこともあり予想以上に消化が進行。チョコの秋季商戦まえのヤマ場となる、ソリッド、ナッツ商品の“ 値上げ” 品の導入についてもほぼ順調に進んでおり、「CVS、大手SM ではほぼ価格が変更」(大手菓子営業)されるなど、メーカーによっては値上は8割ほどの進捗状況となっている。今後は懸案であるドラッグストア、デュスカウントでの価格変更が注目される。

 

  ソリッドチョコの7月実績をみると、明治は「ミルクチョコ」99%、「ブラック」112%、「チョコレート効果」156% など、ソリッドトータルで130%。ナッツ系はトータル95%。ロッテはソリッドトータル126%。「ガーナミルク」123%、「同 ブラック」135%、ボックス143%。ナッツ系はトータル110%。森永製菓は、「ダース」107%、「カレ・ド・ショコラ」112%、「ミルクチョコ」130% と主力アイテムが伸長。不二家は9月から価格改定を実施する「ルック アラモード」130%、「同  ショコラ18」145%。そのほか「ハートピーナッツ」135% と伸長。

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