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日刊食品通信
2018年1月16日

12月の流通菓子出荷、1%減(本紙調)


チョコ堅調も全般的に荷動き鈍化

  日刊経済通信社がまとめた12月の流通菓子出荷実績(チョコ、ビスケット、キャンディ、スナック菓子、ガム、金額ベース)は、合計で前年比1%減となったようだ。10月後半から荷動きが鈍化傾向にあったが、12月は前半が低調で特にCVSルートの低調が顕著に。そのため、SMでのビスケット、スナック菓子の特売頻度が増え、販売価格は袋スナックで68円、パッケージビスケットで138〜148円と価格下落が見られたが、市場活性化には到らなかったようだ。また、クリスマス商品も低調で大袋商品の売り上げもいま一つ伸びなかった。その中で、高カカオ系ソリッドは依然として本紙推定で4割増と伸長。昨年12月放映の情報番組での「お菓子で患者が元気になる〜「嗜好品外来」の秘密とは〜」で取り上げられたことも大きく寄与したようだ。

 カテゴリー別では、チョコレートは単月102%。うちソリッドチョコは112%と好調。特に高カカオ系は4割増とけん引役となっている。ナッツ系は106%、センターアソート98%。チョコスナックは96%、大袋98%と伸び悩んだ。ビスケットは合計で98%と推定。ハード系は94%苦戦、大袋が低調。ソフト・ビスケットは98%。半生は104%と好調だが特売頻度が増える。クラッカーは100%。キャンディは合計98%と推定。ハード系は96%、のど飴が苦戦。ソフトキャンディ98%。グミは103%、子ども向けは前年並み。スナック菓子は合計98%と推定。ポテト系は合計で101%。チップ101%、シュースト96%、成型チップス100%。コーン系94%、小麦98%と苦戦。チューインガムは96%。デンタル系98%、エチケット系92%、小粒板99%と推定。

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