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日刊食品通信
2015年6月17日

中元・夏物商品動向②食用油・調味料


高付加価値、即食・簡便ギフトを展開

   今中元期の食用油・調味料ギフトは、贈答先のニーズに合わせた商品の投入による市場縮小回避が期待される。メーカー各社、販売構成比率が高い近親者間贈答におけるシェア獲得を注力点として、贈り先の嗜好を考えた高付加価値商品を詰め合わせたギフトや、家族構成・生活スタイルに合わせた即食・簡便ギフトなどを中心に展開。これにより、新たな需要を取り込み、減退傾向にある食用油・調味料市場の活性化を図る。

  なお、食用油・調味料カテゴリーの昨年商戦動向は、中元期・歳暮期共に厳しい環境に。しかし、苦戦の中でも需要伸長が著しいオリーブオイルを軸に据えたギフトセットなどの高付加価値商品は好調に推移。今中元期もこれらの高付加価値商品が主軸となっている。

 

  味の素=減塩などの健康志向商品をアソートし、高齢者などへの贈答を提案した「健康バラエティ調味料ギフト」(写真・SA 系統)、人気のフルーツグラノラなどで朝食需要に対応した「夏の朝食ギフト」(KC 系統)など20 系統44 品種を展開。また、既存品のリニューアルとして、調味料ギフトに含まれるオリーブオイルを150g から200g に変更したほか、「和の贅沢スープギフト(MJ 系統)」に「梅とかきたまごのお吸い物」を新たに投入。そのほか、POP を使ったシーン提案の強化などを実施し、市場拡大を図る。

▼以下略

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