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日刊食品通信
2019年3月18日

日清食品、国内最大級の関西工場披露


IoT・ロボット技術で安全性と自動化追求

 (滋賀県栗東市)日清食品は15日、昨年10月に操業開始した「次世代型スマートファクトリー」に位置付ける関西工場のメディア見学会を開き、独自開発の最新設備やIoT技術を導入した製造ラインをはじめ、見学者らがオリジナルの「カップヌードル」づくりを楽しめる工場内に常設の「マイカップヌードルファクトリー」を披露した。榎本孝廣工場長は「我々技術陣の想いがこもった工場。生産能力は既存の滋賀工場に比べて10〜20%アップ」などと語った。

 総投資額は655億円。現状は6ラインだが、最終の第3期工事が完了する今年12月に10ラインとなる計画。「カップヌードル」「どん兵衛」「チキンラーメン」などトータルで日産400万食、年間10億食の生産が可能。ラインの全長は200m。最大の特長は、独自開発の設備とIoT技術の活用で自動化と効率化を図り、製品の安全性とコスト競争力の向上を追求したことだ。世界最高水準の品質管理システム「NASA(Nissin Automated Surveillance Administration)室」で集中的に監視・管理し、工場内のすべての情報が一元管理できる体制を整えている。またロボット技術を駆使して原材料や容器の移動、各種検査や確認など従来人手に頼っていた工程の多くを自動化した。

▼以下略

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