日刊食品通信 記事詳細

バック
ナンバーへ
日刊食品通信
2019年2月28日

18年のしょうゆ出荷量、1.5%減(協会)


 日本醤油協会・全国醤油工業協同組合連合会の集計による18年のしょうゆ出荷量(自家消費含む)は、75万7,237kl、前年比1.5%減となった。

 内訳を見ると、大手5社40万5,110kl(1.3%減)、全醤工連35万2,127kl(1.7%減)。全醤工連のうち、全醸協は18万5,120kl(1.36%減)、その他は16万7,007kl(2.1%減)となっている。近年、出荷量の減少幅は縮小傾向にあったが、18年については台風や地震、記録的猛暑などといった自然災害による影響が大きかった。そのほか、従来のユーザーがしょうゆ加工品へ移行していることも減少要因の一つと言える。カテゴリー別に見ると、家庭用ではPET製品の市場縮小が継続。特売件数の減少に加えて、小容量化も進んでいることが縮小要因とされる。PET製品は減少が続くが、密封容器を採用した鮮度カテゴリーは依然として伸長傾向。しかし、一時期に比べると成長スピードは鈍化傾向にあり、今後の展開方法などに注視していきたい。業務用カテゴリーは、18L缶が厳しい状況。飲食店などのユーザーが人手不足や高齢化を理由にしょうゆ加工品へ移行していることが減少要因とされている。

▼以下略

サービスのお申し込みにつきましては、お電話またはフォームよりお願い致します

  • お申し込みにつきましては、弊社が受信確認後、お客様にご確認事項を通知してから、書籍とご請求書を郵送致します。
  • 電子版、紙版どちらも下記よりお申し込みになれます。
ホームページからのお申し込みフォーム

電話からの
お申し込みはこちら

バックナンバーへ

媒体紹介へ