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日刊食品通信
2019年2月5日

キッズ商品復調、幅広い年齢層へ啓蒙を


日本ケロッグ井上社長、今後の取り組み等語る

 シリアル市場はグラノラの急拡大で2009年以降、2ケタ伸長を続けていたが、17年は出荷金額565億円、前年比6%減と10年ぶりに前年を割った。18年も前半戦は苦戦が続いていたが、高機能・高付加価値商品の登場で、復調の様相を呈してきた。1月31日に日本ケロッグは「大豆プロテイン グラノラ」を発売、30〜40歳代女性をターゲットにたんぱく質摂取を訴求していく。井上ゆかり代表職務執行者社長(写真)は本紙のインタビューに応じ、18年の同社の販売状況と今後の取り組みについて語った。

 18年の経営環境について井上社長は、「シリアルカテゴリーとしては下がっているようだが、当社としては売り上げが上がった。その理由は、一つは子ども用のキッズ商品が盛り返してきた。『フロスティ』『チョコワ』などの商品が2ケタ以上伸長した。もう一つは昨年末に発売した『ハーシー ケロッグ チョコビッツ』が爆発的にヒットしたことがドライバーになった。他の商品も前年対比でクリアしている状況」と話した。その要因については「シリアルは、幅広い年齢層に対しいろいろな切り口がある。グラノラもシリアルの一部で、オールブランなど食物繊維のシリーズ、キッズのシリーズなどをバランスよく、幅広い年齢層に啓蒙していくことが大事だと思う」と井上社長は強調した。

▼以下略

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