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日刊食品通信
2019年2月4日

1月のビール類、20ヵ月ぶり全種類プラス


アサヒ「極上」59万箱と好スタート

  本紙が推定した1月の国産大手4社のビール類販売実績は前年同月比106.8%となった。昨年12月が93.6%と低水準だった反動もある。プラスはほぼ前年並みだった昨年11月以来2ヵ月ぶり。

 ビールは100.9%。アサヒ「スーパードライ」、サッポロ「黒ラベル」、同「ヱビス」、サントリー「ザ・プレミアム・モルツ」「同〈香るエール〉」などが伸長。業務用価格改定の仮需が出た昨年2月以来11ヵ月ぶりに前年同月を上回った。

 発泡酒は100.4%。キリン「淡麗グリーンラベル」「同プラチナダブル」、アサヒ「スタイルフリー」が伸長し、改正酒税法施行を前に仮需が起きた一昨年5月以来20ヵ月ぶりのプラス。

 新ジャンルは116.6%と8ヵ月連続のプラス。リニューアルした「本麒麟」が好調を持続。キリン「のどごし生」、サッポロ「麦とホップ」、「クリアアサヒ」「アサヒオフ」が前年同月を上回り、新製品のアサヒ「極上〈キレ味〉」の59万箱(ビール大びん換算)が上乗せした。また、昨年6月から国産化された大手流通のPBが全体を持ち上げた。3カテゴリー揃ってのプラスは20ヵ月ぶり。

 なお、カテゴリー構成比は、ビールが44.9%(前年同月47.6%)、新ジャンルが41.7%(38.2%)、発泡酒は13.3%(14.2%)だった。

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