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日刊食品通信
2019年1月9日

「既存店を活性化」アサヒ平野社長


課題解決で「SD」回復に拍車

  アサヒビールの平野伸一社長(写真)は8日、都内で行った19年の事業方針説明会で、「課題解決型の提案マーケティングで業務用・家庭用両市場の既存店を活性化し、目標以上の結果を残す」との構えを示した。また、年間目標を1.5%増とする「スーパードライ」についても、「昨年9〜12月には回復基調が鮮明化。下地は出来つつあり、1.5%増はむしろ低いくらいだ」などとした。(事業方針など関連記事は別掲)

 平野社長は冒頭、18年実績に触れ、「一昨年の改正酒税法施行による末端価格の上昇、『スーパードライ』30周年の裏返し、業務用ビールの一部価格改定に、高アルコールRTDなどコスパの高いカテゴリーへの消費集中や天候異変・自然災害が加わり、苦戦した。特に高アルコールRTDは、(春先の業務用ビール仮需に追われ)後手に回った」とコメント。「その一方で、『SD〈瞬冷辛口〉』が220万箱、『贅沢搾り』も427万箱など、手ごたえも。『スーパードライ』も“アサヒビールオリジナル東京2020オリンピック555mlジョッキ(通称・555ジョッキ)”が5万4,000店に導入され、さらに“東京2020大会応援ラベル(通称・オリパラびん”の広がりもあって、後半は業務用市場でも急回復。来店客・料飲店・流通の“三方良し”として評価が高まっている」などと一定の成果を示唆。

▼以下略

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