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日刊食品通信
2018年12月12日

凍り豆腐、血糖値抑制関連で活況


全国で品切れ続出

 (長野)凍り豆腐(高野豆腐)業界が活況に沸いている。きっかけは10月22日にTBS系で放映の3時間特番「名医のTHE太鼓判!」で食後に血糖値が上昇する血糖値スパイクの抑制効果が期待される食材として「凍り豆腐」が取り上げられたことだ。

 放映翌日から反応はすぐに表れ、全国各地で売り切れや品切れが続出、1ヵ月半以上経過した12月中旬現在もこの反響が持続しており、スーパー店頭では、「入荷後は即完売」となるなど品薄や欠品状態となっている。

 「10月22日がテレビ放映日。この日までの月次売上は微減で推移も、残り9日間で実績クリアどころか5%増を達成、勢いは11月も継続し同様に月間5%の販売増と好調。特に東京地区は7%増と高い伸び。元々消費が多い関西でも3%増と堅調だ」(みすずコーポレーション)。

 トップメーカーの旭松食品も、「テレビ放映効果で需要がひっ迫。ただ凍り豆腐は製造に1ヵ月ほど時間がかかるのですぐには対応できない現況で、これから年末の最需要期(おせちなど)に向かうことからフル生産で増産中」としており、前出のみすず社も現在フル生産中だという。番組は「最低3カ月の実食で数値が変わってくる」との内容で、恒例の正月需要に加え、番組効果もプラスオンされ、業界はうれしい悲鳴を上げている。商品が通常ペースで出荷されるのは早くても来年1月半ば以降と見られる。

▼以下略

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