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日刊食品通信
2018年9月12日

8月流通菓子出荷1%増、5ヵ月ぶり上回る


ハイカカオチョコ、情報番組寄与で回復

  日刊経済通信社調べによる8月の流通菓子出荷実績(出荷金額ベース)は、合計で前年比101%と5ヵ月ぶりに前年を上回ったようだ。猛暑の影響でチョコレートのソリッド系やビスケットが一部が苦戦したが、“塩”“梅”物のキャンディ・キャラメルが大幅伸張。8月11日にTBSの情報番組「ジョブチェーン」で「病気を予防する最強の食べ物スペシャル」としてハイカカオチョコが取り上げられたことから、3週目の13日以降ハイカカオチョコの荷動きが活発化した。その結果、チョコスナック、大袋など他カテゴリーも堅調に推移したことで、猛暑にも関わらず前年を上回る結果となったようだ。また、後半戦の大型イベント“ハロウィン”向けの商品の出荷も始まったが、前年が2ケタ以上の伸長だったため、今期は各社とも前年並みの品ぞろえで、8月出荷も前年並みと推定される。

 本紙推定によるカテゴリー別実績は、チョコレートはトータル102%と今年1月以来、7ヵ月ぶりに前年を上回った。ソリッド系は98%と推定。8月11日放映の情報番組でハイカカオチョコが取り上げられたことから荷動きが良くなり、104%と前年をクリア。その一方で、板チョコなどスタンダードな商品は低調に終わった。センターチョコは96%。ナッツは106%、アーモンド、マカダミアとも好調。チョコスナックは104%、各社定番商品が堅調。食べ切りの小袋商品も寄与している。大袋は104%。

 ビスケットはトータル98%。ハード系は98%。ソフトビス・クッキーは100%、秋季新製品が寄与。クラッカーは98%。

▼以下略

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