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日刊食品通信
2018年7月12日

東・名の6月酒類商況


 首都圏 前年並みも後半ペースアップ

 6月の首都圏酒類卸商況は、前半は鈍かったものの、後半は梅雨明けもありペースアップ。実需ベースで微減〜前年並みとなった。

 ビールは前年並み。発泡酒は数%減、新ジャンルは新商品が寄与して2ケタ近い伸び。清酒は一部ではプラスも、数%のマイナスが目立った。焼酎甲類は、前年が数%〜2ケタのマイナスとなった反動で5%前後のプラス。乙類は前年並みだった。

 ワインは、「伸びが鈍化」と言われる中、微減〜数%増とバラつきがみられている。ウイスキーは、2ケタに近い伸び。国産・輸入でハイボールベースのボリュームゾーンに加え、「父の日」商材も動いた。RTDは、2ケタ増の卸が目立っており、「ビール類のストロング商材もあるが、RTDのストロングに戻りつつある」との声も聞かれた。

 

中京 ウイスキー、ワイン好調

 (名古屋)中京の6月のビール類は、新ジャンルの大幅増があり前年をオーバー。前年同月が仮需反動で大きく数字を落としている事情を勘案すれば、回復は鈍い。上旬、中旬まで降雨日が多く、天候要因もある。従って、業務用(樽)も前年割れ。

 清酒はリード役の灘伏見大手のパックが回復せず、依然として厳しい。2ケタ減の銘柄も散見。ウイスキーは好調、増勢ペースが続く。下旬に入っての気温の上昇でハイボール商材がけん引。ワインは好調、伸長ペースに転じた。

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