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日刊食品通信
2018年6月20日

炭酸飲料最大のコーラにも多様化の波


透明、日本向けなど独自の方向性

  コーラ飲料が多様化している。過去を振り返るとゼロ系、トクホなど各メーカーが同じ方向に進んでいた時期があったが、現在は「コカ・コーラ」「ペプシ」のトップ2を筆頭に、それぞれのブランドが独自の商品、プロモーションを展開している。コーラ飲料が属する炭酸市場は機能性、エナジードリンク、プレーンとフレーバー系の炭酸水など、ここ数年で一層多様化。この流れは炭酸最大のコーラ飲料も例外ではないようだ。

 ブランド別に見ると、「コカ・コーラ」は2017年、トクホ「プラス」を発売。積極的に配荷を拡大し、成熟しつつあるトクホコーラカテゴリーで最後発ながら2番手の地位を確保した模様だ。続けて18年はコーラというカテゴリーを超えて、ブランドが拡大していく予兆がある。最注力商品として注目を集める透明炭酸「クリア」、凍らせて飲むパウチ入り「フローズンレモン」はともに「コカ・コーラ」だが、コーラ飲料ではない。カテゴリーをボーダレス化することで飲用機会を増やし、ブランドを成長させていく考えなのだろう。

 一方で「ペプシ」は、ゼロ系で市場を席巻した「ネックス」を15年に終売し、現在は新たな道を模索する時期にある。強炭酸と強カフェインの「ストロング」、ブランド史上最大ガス圧の「ストロング5.0GV」と続き、18年は「Jコーラ」を発売した。

▼以下略

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