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日刊食品通信
2018年5月23日

山星屋、新中計で20年度売上高2,900億円目標


小西社長「需要創造図り、顧客満足度№1に」

  山星屋の小西規雄代表取締役社長は21日開催の「第61回ARISTA山星屋プロス会総会」の席上、「今年度からスタートした第8次中期経営計画『Think Future 2020 〈菓子の需要創造〉』で菓子業界のリーディングカンパニーとして、需要の創造を図り、顧客満足度№1を目指す」と語り、計数目標として最終年度の2020年には売上高2,900億円、経常利益29億円、純利益18億円を目指すと発表した。

 第65期(2018年3月期)業績は、連結ベースで売上高2,594億7,300万円、前期比100.54%、営業利益25億300万円、101.88%、経常利益27億5,100万円、101.52%と増収増益を達成。増収の要因について小西社長は、「プロス会マーケティング部会の皆さんにご指導いただきながら中計で取り組んできたマーケティング機能の強化により、主要顧客からの支持が高まった結果。昨年撤退したチルド事業、CVSの売り上げ減少をカバーしての増収は評価できる」と説明した。一方、利益面では人手不足による荷造り運賃、センターフィーの上昇に苦慮しながらも、不採算取引の改善、倉庫管理システム(WMS)の活用による在庫の適正化、廃棄ロスへの取り組み、業務改善活動による経費削減に取り組んだ結果、売上高経常利益率はわずかながらも前年を上回る1.06%を達成した。

 地域別の売り上げ構成比は、北海道・東北9.76%、関東・甲信越36.94%、中部・北陸11.38%、近畿23.71%、中四国8.16%、九州10.05%。関東・甲信越で31億円の増加、チルド事業撤退の影響が大きい近畿は23億円の減少となった。

▼以下略

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